警友会について

 昭和44年、日米安全保障条約の自動延長を1年後に控えて、その反対闘争はますます激化し騒然とする世情の中において、警察庁から警友会設立の指導・要請を受けた当時の愛知県警察本部警務部長から各警察署に書簡が発せられ、警察署ごとに警友会を設立する旨の要請がなされました。

 その趣旨は、かつて警察組織に身を置いた警察職員OBが警察組織に最も近い民間人として、現場警察職員と連携を密にした警察活動の支援協力組織を確立することにより、「民警一致の実」を上げることにありました。

 警友会設立要請により県下一斉に警友会が組織されることとなりましたが、警察職員OB相互に親睦を図ることのみならず、現職警察職員が担う治安維持活動を支援協力することを目的とした警友会組織を立ち上げることは至難の業でした。

 そのため、組織作りから運営全般に至るまで現職警察職員の全面的な協力を受けることとなり、警察本部厚生課を始め各警察署に警友会を置き、長年にわたって現職警察職員の手を借りながら運営してきました。

 近年は、警友会の運営や活動内容が確立されてきたことから、単位警友会ごとに警察職員OBである警友会員による自主運営を行っています。

主な現職・警察組織への支援協力

  • 激励 ~各種術科大会、重要事件捜査本部・警備本部等、年末警戒等への激励
  • 大規模災害発生時の協力支援(警察本部との支援協定の締結)
  • 交通安全、防犯等日常の警察活動への支援協力
  • 殉職警察職員への弔意の表明、遺児に対する支援活動助成
  • ボランティア活動を通じた防犯パトロール等警察活動のサポートや地域の安全活動

会員による趣味別クラブ活動の運営

 ゴルフ・旅行・ハイキング・囲碁・将棋・麻雀・カラオケ・写真クラブ・喫茶店に集まっての情報交換など世代を超えた会員同士の交流は、現職時代と違って楽しいものです。

会報誌の発行

 会員への各種情報発信を目的として、発行しています。

現職時代に生協を通じて利用していた各種サービスを現職同様に提供

 食品会社・金融機関・不動産会社・葬儀社・リゾートホテル・保険会社等と業務提携をしていますので、現職時代と同様のサービスが利用できます。(現職時代に加入したガン保険など、警友会に入会しないと団体割引料金が適用されない場合があります。)

会員が叙勲を受賞する際の必要な協力

 お祝い品(記念品)の贈呈・祝賀会の開催・叙勲額等用品のあっせんを行っています。

物故会員に対する弔慰

 香料・生花・弔電などをお供えし弔慰を表しています。